株式会社サトウ産業

株式会社サトウ産業


当社はフィリピンやベトナムとの連携事業を通じ、海外展開を見据えた現地人材の技術能力育成と円滑なコミュニケーション体制の構築に取り組みたいです。
また、上越市の建設製造業として、深刻な労働力不足や若年層流出、そして業務のデジタル化遅延が課題です。
これらを解決するため、業務効率を大幅に向上させるDXシステムの構築に注力しています。
さらに、AIを活用し、プロジェクト管理や意思決定を迅速かつ高度にサポートすることで、経営のスピードと質を飛躍的に改善したいと考えています。
これにより、人材不足を補うだけでなく、競争力のある持続可能な経営基盤を築き、地域の未来を切り拓きます。


新潟県上越市内4拠点


当社は、鉄骨製品の設計・製作を通じ、持続可能な社会基盤造りに貢献します。
Hグレード工場を有し、超高層建築物にも対応。
生産能力は、月産1,800t超を誇ります。
2021年に東京証券取引所東京プロマーケットへ上場しました。
「柔軟な思考・奇抜な発想・行動は大胆に」を経営理念とし、多様な人材が力を発揮できる環境を整備しています。
社員の半数近くが10~20代。女性比率は、3割超。
多国籍人材は、全体の約3割を占めます。
DX化や新システム開発にも積極的に挑戦し、国籍や世代を超えて協働できる多様性を強みとし、未来の経営幹部を含めた人材育成にも注力しています。
社員一人ひとりが成長し、地域と社会に新たな価値を創造する企業を目指します。


製造業(機械/電子/化学/食品 など),
建設


活動の舞台は、海外へ
当社は鉄骨製造および設計を基盤に、多国籍化を推進しながら「多国籍企業」への進化を目指しています。
これまで日本国内では高校や専門学校の卒業生を積極的に採用してきましたが、企業間・地域間での人材獲得競争が激化する中、2025年春には新卒採用を見送り、外国人材比率の拡大に向けた体制へ移行しました。
海外人材の活躍フィールドを広げることで、多様なバックグラウンドを持つ仲間と共に成長できる環境を整えています。
将来的には社内公用語を英語に切り替える計画も進め、グローバルに挑戦できる舞台が広がっています。
海外展開においては、経済成長が続く東南アジア市場を新たな舞台と位置づけ、フィリピンとベトナムに独資、合弁で企業を立ち上げ、自社の設計業務委託を中心に営業展開しています。
今後は、ベトナム国内の建設プロジェクトに参画する計画しています。また、インドのAI・DXプログラマーと提携し、先ずは、社内向けのAI・DXの開発を行い、最終的には、そこで得られた知見を元に、将来は東アジア、ASEAN全域、南アジアへと活動範囲を広げていきたいと考えています。

私たちは現在、プロジェクトの1つ「プロジェクト・キボウ」の実現に向けて準備を進めています。
これは、当社のために独自に設計された、包括的なデジタルトランスフォーメーション(DX)プラットフォームの開発計画です。
このプラットフォームは、先進的なAI技術を統合し、プロジェクト管理・意思決定・リーダーシップ支援をサポートすることを目指しています。

このプロジェクトは、私たちの会社で働くすべての人が、よりスムーズに、効率よく、そして安心して仕事ができるようにするための**デジタルのしくみ(DXシステム)**をつくるプロジェクトです。

このシステムでは、これまで紙や口頭で行っていた業務の進捗管理・情報共有・人材の配置などをすべてデジタル化し、一つのプラットフォーム上で可視化します。
たとえば、「今どの現場がどこまで進んでいるか」「どこに人手が足りていないか」などをすぐに確認できます。

さらに、私たちはこのDXシステムにAI(人工知能)を組み合わせます。
AIは、過去のデータや現在の状況から判断し、「この工程は遅れそうだから早めに人を増やした方がいい」や「このパターンはコストがかかりすぎている」といったアドバイスや予測をしてくれます。
つまり、経験や勘に頼らなくても、データに基づいた判断ができるようになるのです。

このような仕組みによって、社員一人ひとりの負担を軽くし、チーム全体の動きが見えやすくなり、少ない人手でも効率よく仕事が回るようになります。

そして将来的には、海外拠点や外国人スタッフとも同じプラットフォームでつながり、言語や文化の違いを越えて協力できる環境をつくっていきたいと考えています。

このポータルは全従業員が利用可能で、自己学習型モジュールを通じて継続的なスキルアップを促進する仕組みです。
また、デジタルバッジ制度による成果の認定や、モチベーションを高めるゲーミフィケーション要素の導入も検討しています。

ここでの目標は、知識共有と成長の文化を育み、将来的な東南アジア市場での事業拡大を見据え、当社を代表する高度なスキルを備えた人材を育成することです。

現在、会津若松市や磐梯町など多くの地域がDXを通じて若者定着・地域活性化に成功しています。
一方、上越市が属する新潟県では、2023年に5,850人の転出超過となっており、特に若者がチャンスを求めて都市部へ流出している現状があります。

このままでは、上越は次の成長の波に乗り遅れるリスクがあります。
だからこそ「プロジェクト・キボウ」は、地元に学び・成長・挑戦の場をつくる重要な一歩です。
企業のDX化だけでなく、地域そのものを若者が帰ってきたくなる魅力的なフィールドに変える力があります。

上越市の産業界は、労働力不足・高齢化・若者の流出・デジタル導入の遅れ・高い運営コストといった深刻な課題に直面しています。
これらの障害を克服するためには、業務の近代化と、従業員への新たなデジタルツールや学習機会の提供が不可欠です。
さらに、リーダーシップの資質を反映し、意思決定に真の価値をもたらすAIシステムの統合には、技術的・文化的な観点からも慎重な開発と段階的な適応が求められます。

私たちの強みは、グローバルな専門知識を活用したイノベーションへの取り組みにあります。
インドのIT専門家やグローバルチームとの協力を通じて、現在、最先端のAIおよび学習技術の導入に向けたプロジェクト提案書の作成を進めています。
地域の課題に対する深い理解と、グローバルな技術支援を組み合わせることで、「プロジェクト・キボウ」は実践的かつ先見性のある構想となることを目指しています。
このプロジェクトは、目の前の経営課題の解決に加え、国際市場における競争力のある拡大を視野に入れた、未来志向の基盤づくりにつながると考えています。

「キボウ(希望)」という言葉は、日本語で「望み・願い」を意味します。
私たちは「革新を望む心」こそが、このプロジェクトの出発点であると考えています。
その想いを象徴する存在として、小さなマスコット「キボウ」を創造しました。
彼は未来へと歩み続ける仲間であり、デジタルの力でより良い未来を切り拓く姿を体現しています。


アイデア発想/新商品企画,
デザイン/クリエイティブ,
マーケティング/プロモーション,
テクノロジー活用(AI/IoT/データ活用)


当社は日本国内にとどまらず、海外市場へも挑戦し、高品質な製品や設計図面、新たな価値をお届けします。また、独自に開発のDXシステムにより業務効率化や新しい働き方を実現し、業界の進化を目指しています。
私たちが大切にしているのは、人と人が共に成長していくことです。
次代を担う若手には大きな期待を寄せています。
当社では、チームワークを重視し、多様な視点や個性を尊重し、自由な発想と挑戦心を持つ人材に支援しています。
変化の激しい社会においても柔軟に対応し、新しい価値を生み出すことに意欲的な方と共に、「プロジェクト・キボウ」を技術と文化の両面で革新的なモデルと未知の可能性に挑戦したいと考えています。


自社オフィス・施設の見学/利用,
社員・現場とのディスカッション


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